はじめに
この記事はtaniho Advent Calendar 2017の15日目の記事です.
今日は僕が愛用しているLinuxコマンドを紹介します.愛用とか言うとsedとかなんとか言い出す人がいそうですが,今日は痒いところに手が届くツールをメインに紹介していきます.
紹介
maim
スクリーンショットが撮影できます.
- jpgまたはpngで保存
- 全画面・前面ウインドウのみ・ユーザ指定エリアのみの撮影ができる
- マウスカーソルを含める・含めないの選択ができる
ユーザ指定エリアのみ切り出せる機能はWindowsのSnippingToolと同じ雰囲気ですが,これが非常に便利で愛用しています.ブログに掲載したスクリーンショットもこの機能を使って撮影しています.ちなみに僕のキーコンフィグは
- PrtSc:全画面撮影
- Alt + PrtSc;前面ウインドウのみ撮影
- Shift + PrtSc:ユーザ指定エリアのみ撮影
という感じで使っています.
zmv
強烈に便利です.ファイルの一括リネーム,文字種変換,ゼロ埋めなどがこのコマンド一つで事足ります.僕は詳しい説明が出来ないので次のリンクを見てください.
コマンドを実行する前にプレビューを見てリネームの確認ができるのも良いポイントです.
Zshメモ : zmvコマンドでリネーム(連番、ゼロ埋め、置換、拡張子、大文字、小文字など) - もた日記
z.sh
よく行くディレクトリに一発で移動できるコマンドです.入力した名前を,これまでアクセスしたディレクトリの履歴から探してきて移動してくれます.
例えば/foo/bar/baz/qux/quux/corge/grault/waldo/fred/plugh/xyzzy/thud
によくアクセスするとしましょう.この深いディレクトリにアクセスするためにフルネームを打ち込むのは面倒です.ここでz.shを使えば,
1 | j thud |
だけで目的の場所まで移動できます.
(もちろん,他に/foo/thud
なんていうディレクトリがあれば話は別ですが)
peco
pecoです.コマンドの入力履歴から検索することが出来ます.「あーあのコマンドのオプションなんだっけ」みたいな時に履歴をパッと見られると便利です.
cam
ターミナルから画像を閲覧できます.
もう一度言います.ターミナルから画像を閲覧できます.
linenotcat
ターミナルからLINEを送れます.Linuxから携帯に文章や画像を送信したい時に便利です.
zsh prompt
最後に僕のzsh promptの設定を紹介して終わりにしようと思います.
1 | PROMPT='%B%F{white}%K{blue}%n@%m%k%f %F{green}%~%f%b $(git_super_status) %F{240}%*%f |
gitの情報が見えるので便利.また,時刻を表示しているので「あれ? コンパイルしたっけ?? 書き込みしたっけ???」みたいなことがあっても,時刻を見れば一発で判明して便利です.
まとめ
こういうのすごい好きなのでもっと教えてください.
明日のtaniho Advent Calendar 2017はremark,Linuxでも作れるプレゼンテーションツールを紹介しようと思います.